Windowsのコマンドラインツールにフォントを追加する

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タグ: コマンドライン, フォント, Windows


コマンドプロンプトなど、Windowsのコマンドラインツールで日本語を表示しようとすると、デフォルトではMSゴシックしか選べません。さすがに見づらいので、他のフォントを追加して使えるようにする方法を探しました。

手順

Windows10で確認した手順です。コマンドプロンプトの他、WSLのターミナルやPowerShellにも、同じ方法が使えます。

  1. コマンドラインで使いたい等幅フォントをインストールする
  2. Windowsキー+Rで「ファイル名を指定して実行」を開き、 regedit と入力して実行
  3. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Console\TrueTypeFont に移動
  4. 右側のパネルの適当な場所でで右クリックをし -> New -> String Value
  5. 「000」「932.1」など、既存の値と被らない値を設定
  6. OKをクリックし、パソコンを再起動
  7. コマンドプロンプトを起動し、タイトルバーで右クリック、「プロパティ」を選択
  8. 「フォント」タブで目的のフォントを選択

使用できないフォントもある

上記手順の最後で、登録したフォントがリストに出てこない場合は、そのフォントが何らかの理由でコマンドラインツールで使えないということのようです。私が試した中でも、Noto Sans Mono CJK JPは使えず、Ricty Diminishedは大丈夫でした。使えるフォントは等幅フォントのみなので、その点は気をつけてください。

参考リンク


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